最新のヴィンテージ眼鏡シーンではTARTと並び、人気、知名度ともにNO.1のブランドといってもおかしくない当時のUS最大手メーカーAMERICAN OPTICALから、
20世紀初頭に当時のUSで主流であった屋根なしの自動車用のメガネとして存在していた、
アイウェアデザインとしても非常に珍しいAutomobile Spectaclesがまっさらな箱付きのデッドストックで待望の入荷となります。
アビエーターが世に出始めた1930年代中期から1930年代後期以前に存在していたと推測されるこの種のドライビング用のメタルフレームは、
当時のUSで主流であった屋根なしの自動車用の目を保護するための目的として当時様々なメーカーが生産しており、
これまでも当時のものを色々と見てきましたがこちらのAO製のものは今回が約15年間でもこの個体が２本目となるほど、
状態の良いデッドの個体は全く入荷がないほど貴重で珍しい存在となっております。
デザイン自体も過去にデザインソースとして一度もサンプリングされていないのではないかと思うほど、
これまでの過去並びに現代のアイウェアシーンでも全く見かけないUNUSUALでエグ目なデザインが特徴的で、
本国USでは通称Dシェイプなどとも呼ばれているD型の大判なレンズシェイプをベースに、
額に当たることで目とレンズの距離が多少出るように設計された上部のブリッジがあしらわれたWブリッジ仕様というあたりも非常に興味深く、
こちらのAO製の個体に関しては当時のドライビンググラスでも非常に珍しい一山式のブリッジが採用されているあたりも デザイン的な見どころ的ポイントなっており、
もちろんヴィンテージアイウェアに関するどの出版物などにも掲載されていないほどヴィンテージ眼鏡の最深部に位置するデザインかと思っております。
全体的な雰囲気はアビエーターに近い感覚ではあるものの、このAO製のドライビンググラスでしか見たことがないフラットレンズが採用されている点、
上部のバーには汗止めパーツがなかったり、ブリッジがクリングスではなく一山だったりと、
実際にかけてみるとアビエーターとは完全に別物な雰囲気や佇まいの仕上がりで、街でもまずかけている人がいないというONLY ONEなあたりも最高にCOOLな一本かと思いますので、
まだ世間では認知されていないような新鮮かつ新しい刺激を感じさせる誰も知らない境地のカッコ良い一本をお探しの方に鬼おすすめです。
これまでもこの頃の時代のドライビンググラスを様々見てきましたが、デザイン自体のカッコ良さでは他メーカーのものとは比べ物にならないくらいこのAO製のドライビンググラスが異次元なカッコ良さかと思いますし、
約100年前のものがここまでの状態で発掘されたこと自体が奇跡かと思いますので、その希少性、デザインとしての資料的価値、モノとしてのカッコ良さなど諸々踏まえ、興味のある方は即おさえておいて損はないはずです。



※SIZE
テンプルの全長 [165mm] ※ALL FITSタイプの縄手仕様になります。
フレームの横幅 [144mm]
フレームの縦幅 [54mm]
レンズの横幅 [57mm]
レンズの縦幅 [53mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1920年代-1930年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく全体的に綺麗で、輝きもあり非常に良い状態です。
当時の度なしAO製クリアフラットガラスレンズがインストールされております。
当時のペーパーBOXが付属します。



※製造国
MADE IN USA



※色
SILVER x DARK BROWN



※素材
メタル x ラバーコーティングコットン(推測)