世界屈指の眼鏡大国の一つであるフランスが北米市場進出をし始めた戦後の1950年代以降の、日本人により適したサイズ感の良さを筆頭に、デザイン、クオリティ、生産性、機能性と、
FRAME FRANCEにとってすべてが確立した、プロダクトとして完成された時代である1960年代頃のFRAME FRANCEから、
マイケルケインが当時の映画の劇中で着用したことで知られる曲智仕様のウェリントンフレームと同型で、フロント2DOTxテンプル3DOT仕様の個体がまっさらな最高ランクのデッドストックで入荷しました。
弊社GIGLAMPSで取扱のある同年代のFRAME FRANCEの3x3DOTのマイケルケインやリングスターが当時愛用していたものと完全に同型モデルとフロントのリベットが2DOTで僅かに異なる2x3DOT仕様の個体で、
実物を実際に見比べてみてもこの個体のフロントが２DOTであること以外は３x３DOTのものとほぼ同一なデザインや仕様で、使用されている生地やフレームの作り込みといったクオリティ面も同一な内容となっており、
この時代のFRAME FRANCEでは横並びの2x2DOTや縦並びの2x2DOTをはじめ、3x3DOT、この個体のような２x３DOTと様々なパターンのものが当時存在していたことが確認されており、
曲智仕様ではない通常のウェリントンフレームでは1950-60年代頃のUKヴィンテージでよく見かけるドットのパターンであるこの2x3DOTが採用されることで当時のBRITISHテイストに仕上がっているあたりも好きな方にはたまらないポイントなっております。
当時のこの曲智仕様のフレームでしか表現し得ないフロントの丸みのある立体的なフォルムが着用時に、
視覚的になんとも言えない包み込まれるような柔らかい印象として作用することで美しい斜めからサイドにかけてのアングルで
通常のセルフレームでは決して味わうことの出来ない曲線の美学を表現しております。
正面からのアングルではノーヒンジ、サイドは２x3DOT、そしてシェイプ自体も当時のUKっぽい仕上がりとなっておりますので、フレンチ好き、UK好き両方の方に是非お試しいただきければと思います。
サイズの良さや文句のつけようのない最高ランクのデッドストックコンディションはもちろんのこと、価格自体も3x3DOTのものよりは断然買いやすい設定となっておりますので、その点も踏まえ狙い目です。



※SIZE 46-20
テンプルの全長 [140mm]※フロントから曲がってすぐのフロント鎧部分を含めた根本からテンプルエンドまでテープメジャーで沿うようにして計測)
フレームの横幅 [135mm]
フレームの縦幅 [38mm]
レンズの横幅 [46mm]
レンズの縦幅 [32mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1960年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
こちらはフレームのみの販売になりレンズは付属しておりません。



※製造国
MADE IN FRANCE



※色
AMBER



※素材
プラスティック