CHRISTIAN DIORを始め、DUNHILLやPlayBoy、Paloma Picasso等多くのビッグネーム達とライセンス契約を結んでいたOPTYLの発明者であり、創業者として世界のアイウェアレジェンドの一人とされているWilhelm Anger氏と
そのOPTYLのprinciple designerとcreative directorを務めたこの時代の天才アイウェアデザイナーとしての偉業を持つUdo Proksch氏が1956年に設立したオーストリアの首都ウィーン発の
ヨーロッパのビンテージ眼鏡シーンには欠かすことの出来ない重要なアイウェアブランドVIENNALINEから、まだ創業して間もない初期作品である金張りボディのブロータイプがオリジナルBOX付きのまっさらな最高ランクのデッドストックで入荷しました。
この時代のローデンストックやフランスビンテージなどのヨーロッパの大陸系ブロータイプのエッセンスを軸にしたクラシックデザインに、
フランスやドイツなどの大国のものにはない柔らかさとしなやかさを持たせた、古くはモーツァルトやベートーヴェン、シューベルトなど、多くの作曲家が活躍した音楽の都らしい独自の確立されたスタイルを持つ
洗練された佇まいに仕上がっております。
1/20 10Kが主流の当時のヨーロッパビンテージでは珍しくUSと同じ基準のより純度の高い1/10 12KGFの金張りボディをベースに、
しつこくなりすぎないように、さらりとセル生地をあしらい、曲線と直線を絶妙なバランスで組み合わせ具現化させたその様は
どこかこの時代のUSビンテージのブロータイプと大陸系のブロータイプを掛け合わせたような両者の中間に位置するようなテイストや質感に仕上がっております。
前述にもあるように後にアイウェア界の多くのビッグネーム達と世界を最もリードすることが納得出来る程の、非常に精度の高いクオリィや高品質なマテリアル使い、
Udo Proksch氏のセンスで体現されたクラシックデザインは当時でも唯一無二なムードを醸し出しております。
眼鏡だけみていると決して派手さのない控えめなクラシックデザインは、実際にかけてみるとそのポテンシャルの高さに驚かされるとともに、
フェイスラインに対して一体化するような天才的な線の使い方で構成されており表情の作り方や顔なじみ、さらにはフィット感や掛け心地など、
見た目だけではわからないくらいに緻密に計算されていることが顔から脳にジワジワと伝わってくることがわかる程です。
現在ではトレンドから主流になりつつあるクラウンパントからインスパイアされたのかと思うようなフロントデザインや
日本人好みの縦幅をスッキリさせたフロントシルエット、掛け心地やフィット感、着用時のシルエットバランスもサイズ表記ほど大きさを一切感じさせない比率設計、
そしてハチが広い日本人フェイスにも嬉しいストレート気味なテンプルにビンテージブローでは鉄板一番人気のブラックカラーと
完成度が異常に高いまさに良い所取りな内容となっておりますので、是非この機会にをお見逃しなく。
※ブリッジ裏、テンプル内側に1/10 12KGFの刻印があります。



※SIZE 48-20
テンプルの全長 [145mm]
フレームの横幅 [129mm]
フレームの縦幅 [37mm]
レンズの横幅 [48mm]
レンズの縦幅 [33mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1960年代年代のオリジナルBOX付デッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
こちらはフレームのみの販売になりレンズは付属しておりません。



※製造国
MADE IN AUSTRIA



※色
BLACK x WHITE GOLD



※素材
プラスティックx金張xメタル