イギリスのアイウェアの歴史の中でも最も重要なアイウェアメーカーである大御所ALGHAから、
アルガが古くから密接な関わりを持つUSアイウェア界の重鎮AMERICAN OPTICALの1930年代頃から存在するセミリムレスモデルの名作RIMWAYの名を継承した
ENGLAND製 ALGHAメイドの通好みなレアモデル英国版RIMWAYのオールドタイプの12KTに、通常とは少し異なるレア仕様のレンズ枠を採用した珍個体が貴重なデッドストックで入荷しました。
1930年代頃に誕生してから、数十年間存在したロングセラーのAOの名作RIMWAY FUL-VUEの、基本となるデザインや構造を踏襲し、
英国老舗ALGHAの洗練されたブリティッシュテイストを融合させたMODERN CLASSICな面構えに、
全体的なデザインを含めたテイストや、サイズ感、テンプルの仕様など、より扱いやすいものにアップデートが加えられることで、オリジナルにあたるAOのオールドピースにはない、
後年のENGLAND製ALGHAメイドのRIMWAYでしか味わうことのできないストレスフリーでガンガン使えるサイズ感も非常に嬉しいポイントとなっており、
眼鏡としての完成度自体もAO製のオリジナルにも負けないほどの内容となっております。
日本人フェイスからも高い需要のある快適なかけ心地と安定したかけ心地が両立した48/20の実寸設定や、
華美に飾り立てすぎず、究極的にシンプルなルックスでありながら、
どんな外敵にも微動だにしない普遍的で説得性のあるルックスの最大の要因の一つでもあるALGHAのオールドタイプにあたると推測される12KT金張でも圧倒的に球数の少ない12KTホワイトゴールド金張りの伝統的なマテリアル使いに加え、
彫金はコテコテしていない、あくまでもさりげない模様感覚程度なDOT彫金を採用することで、時代感を全面に出しすぎていないあたりも、
セミリムレスというCLASSICな様式の重鎮がつくるからこそ説得性のある伝統的な構造でありながらも、あくまでもさらっと嫌味なくかつ、
肩肘張ることなくオールジャンルなアウトフィットに取り入れていただけるオールラウンドなCLASSICテイストもALGHAらしく非常にセンスの良いまとまりのある内容に仕上がっております。
この個体の興味深い点は、通常のALGHAやSAVILE ROWのRIMWAYとは僅かにレンズ枠上部内側のアールの角度が通常タイプと比べ、
やや角度をつけた僅かに四角い1930年代のAOでいう1ポイントフレームのNUMONTのようなレンズの設計が採用されており、この点については熟練の職人だからこそ瞬時に気づいたディープな違いともいえるのではないでしょうか。
レンズシェイプに関しては1930年代のUK製 NUMONTの実物のレンズ枠を忠実に踏襲しつつ微量なアップデートを施しレンズの型を起こすという、
我々だからこそ出来るかなりマニアックな1930年代頃のUK製 NUMONTのオリジナルに忠実な仕上げを施しておりますので、 リムレスの面構えの最も重要なレンズシェイプに徹底的にこだわることで説得性のある芯の通った佇まいに仕上がっております。
1930年代のオリジナルをベースに達人が割り出した完璧なまでの仕上がりの度なしのクリアレンズがインストールされておりますので、
度なしで使いたい方は即着用可能、度付きやカラーで使いたい方は現状のレンズを元に型をすぐにおこせるという、
しっかりと達人による手入れが行き届いている点も嬉しいポイントとなっており、極上のUK CLASSICフレームを最上の内容でお楽しみいただけるはずです。
ちなみに弊社取扱いのALGHA、HILTON CLASSICのフレームに関しては、私ども監修の元、40年のキャリアのあるヴィンテージ眼鏡のメンテナンスでは達人レベルの熟練した眼鏡士による、
徹底した基本調整と、細部に至るまでの徹底したメンテナンスを施すことで、フレームのポテンシャルを最大限に引き出したNEXT LEVELの内容となっている点も是非お見逃しなく。



※SIZE
テンプルの全長 [152mm]
フレームの横幅 [127mm]
フレームの縦幅 [41mm]
レンズの横幅 [48mm]
レンズの縦幅 [41mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1960年代-1970年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
デモレンズがインストールされております。



※製造国
MADE IN ENGLAND



※色
WHITE GOLD



※素材
金張xメタルxプラスティック