昨今のヴィンテージ眼鏡シーン牽引する人気、知名度ともにナンバー１ブランドといってもおかしくないUSA製オリジナルのTART OPTICALから、
ここ数年の一辺倒になりつつあるアイウェアシーンにおいて面白いネタともいえる、
1960年代後期から1970年代に流行したラージシルエットのサイズ展開のUSA製オリジナルTART OPTICAL後期でも
誰もが初めて目にするレベルの激烈マニアックかつ、超絶レアなモデルLANCEが極上のコンディションを維持したデッドストックで発掘されました。
当時のFRAME FRANCEを始め、1960年代後期頃からジワジワと浸透し人気を集めたセルフレーム系アビエーターの
おそらく全盛期頃にリリースされた大きめシルエットのアビエータースタイルで、
Wブリッジに深めな縦長のティアドロップ型のレンズ枠に、
上下のブリッジ部分をつなぐ縦の２本のバーのみを凹ませることにより、部分的にさりげない奥行きを持たせた面白い仕上がりとなっております。
しっかりとした厚みはありながらも、リムの幅感は細いデザインとなっており、正面からみるとすっきりとしたフォルムでかけることが出来、
眉をしっかりと覆い隠すほど深めな縦幅のフロントがカラーレンズはもちろんのこと、
あえてクリアレンズでダサめなビッグシルエットでかけても新鮮で、最新のファッションの流れともバッチリはまるのではないでしょうか。
ARNELやFDRなどと同様のAMBER生地が使用され、USA製オリジナルらしいCLASSICな質感をしっかりと踏襲しながらも、 新しい境地を開拓した当時のTARTの意匠を感じていただける仕上がりを見事に披露しております。
今のところ街を見渡してもほぼ誰一人としてかけていない類のアイウェアデザインなので、
今までの感覚では最初はもちろん少し大きくは感じるかと思いますが、
実際にかけ慣れてくるとこの大きさが逆に癖になりそうなほど良い感じに感覚的に馴染んでくるあたりも
USA製TARTのプロダクトレベルの高さを感じさせらるポイントとなっております。
ここ最近のアイウェア業界の傾向では、現在のところ完全に光を浴びていないジャンルで、
いまいちイメージが湧きづらいシェイプ、デザインかとは思いますが、
古くから大きめなシルエットのアビエーターを愛用するアイコン的存在である鬼才、
写真家テリーリチャードソン氏のセルフレーム系アビエーターのかけこなし方は達人レベルなので参考になるのではないでしょうか。
これまでポツポツと触り程度のレベルで見かけたTARTの後期のものが、
これだけまとまってサイズ違い、カラー違い、モデル違いで見れること自体、ほぼあり得ないことかと思いますので、
今までの定番は定番で維持しながらも、この辺りのノーマークなジャンルに関してはまだ誰も見向きもしないうちに、
各種業界の方を始めとした固定観念にとらわれない高感度な方や、
常に新しい刺激やネタを求めていた方等から順に選べるうちにピンポイントでピックしていっていただければ幸いです。




※SIZE 56-20
テンプルの全長 [155mm]
フレームの横幅 [142mm]
フレームの縦幅 [53mm]
レンズの横幅 [56mm]
レンズの縦幅 [50mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1960年代-1970年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
こちらはフレームのみの販売になりレンズは付属しておりません。
当時のオリジナルペーパースリーブが付属しています。



※製造国
MADE IN USA



※色
AMBER



※素材
プラスティック