昨今のヴィンテージ眼鏡シーン牽引する人気、知名度ともにナンバー１ブランドといってもおかしくないUSA製オリジナルのTART OPTICALから、
1960年代後期から1970年代に流行したラージシルエットのサイズ展開のUSA製オリジナルTART OPTICALの未復刻な激烈マニアックモデルO.D.がデッドストックで発掘されました。
当時のFRAME FRANCEを始め、1960年代後期頃からジワジワと浸透し人気を集めたセルフレーム系アビエーターの、
おそらく全盛期にリリースされたバレットホール搭載のWブリッジスタイルのアビエーターで、
ミディアムボリュームな絶妙なシルエットのフォルムや、通常のティアドロップ型に比べスクエア気味なレンズシェイプが 絶妙なバランスで仕上がっており、
そのサイズ展開も今回発掘された個体らの傾向からARNELやFDR、BRYAN、COWNTDOWN、LIZなどの主要モデルとは全く異なる
やや大きめなサイズ展開となっているあたりもTARTが時代の流行を意識して打ち出したモデルであることが推測できます。
ホールド感の高いやや狭めな20ブリッジで統一し、大きめなレンズサイズでサイズ展開をすることでクリアレンズ、サングラスと用途に合わせてサイズ選び出来、
それまでの無数に存在していたサイズ展開とは打って変わって、より限られたサイズ展開で万人を取り込むことのできる生産面な合理性も時代背景を反映した興味深いポイントとなっており、
ベーシックで汎用性が非常に高く、クラシックな質感と佇まいのAMBERも昨今のファッションシーンとの組み合わせで新たな化学反応を起こしそうな予感がぷんぷん漂っております。
自称ミディアムくらいなフェイスサイズの筆者が実際にかけてみると、
クリアレンズや薄めなトーンカラーレンズでNERDな雰囲気でかけたい方は50、52あたりのサイズ、
サングラス仕様で重めなトーンのレンズをいれてかけたいという場合は54、56あたりでセクシー思考な欧米風でかけこなしてもカッコ良いはずですので、
業界の新しい風をいち早く察知した超鋭いアンテナを持った高感度な方から順に、
自身の用途に合わせて選べるうちにマイサイズを的確にGETしていただければと思います。
これまでポツポツと触り程度のレベルで見かけたことくらいのTARTの後期のものが、これだけまとまってサイズ違い、カラー違いで見れること自体、
このご時世ではほぼあり得ないことかと思いますので、是非当時のUSの臨場感や雰囲気を当時以上の感覚で存分に味わっていただければ幸いです。




※SIZE 54-20
テンプルの全長 [150mm]
フレームの横幅 [143mm]
フレームの縦幅 [52mm]
レンズの横幅 [54mm]
レンズの縦幅 [47mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1960年代-1970年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
こちらはフレームのみの販売になりレンズは付属しておりません。
当時のオリジナルペーパースリーブが付属しています。



※製造国
MADE IN USA



※色
AMBER



※素材
プラスティック