本国アメリカをはじめ、イギリス、フランス、イタリア、西ドイツ、そして日本など、世界の眼鏡大国で生産された高品質なアイウェアがひしめき合っていたMid Century期のUS市場で展開されていたFRAME ENGLAD から、
独特なデザインのラウンドやOVALベースのフロントににストレートテンプルをあしらうというこの時代のOliver GoldsmithのGOO GOOやMILINAIREなどを彷彿させる現代のアイウェアシーンではあまり見かけない
この時代ならではのテイストが今見てもたまらなくカッコ良いOVALベースの変形ラウンドがまっさらな最高ランクのデッドストックで入荷しました。
ロンドンのV&Aミュージアムにも収蔵されている当時のOGのミュージアムピースであるラウンド系のGOO GOOやOVAL系のMILINAIREをちょうど中間のようなテイストのUNISEXな中性的デザインで、
系譜としては同種のデザインでありながらも、角のたったカッティングが施されているOGのものに比べる丸みのある柔らかいフォルムに仕上げられていたり、
ブリッジの縦幅がやや太めな仕上げだったり、OGのものは2ドットなのに対して、こちらは六角星のリベットデザインが採用されていたり、
一見似ているようで各所の細かな仕様がそれぞれで全く違っているあたりも非常に興味深いポイントとなっております。
濃淡のコントラストが美しいダークトーンのイエロートータス生地は硬質高密度で重厚感があり、特有のヌメ感と深い艶感のある現代では見られないこの時代ならではのものが使われており、
UK VINTAGEらしいテンプルエンド内側の滑り止めの役割を果たす掘り込みが見られるあたりも当時のものであることを物語る証ともなっております。
やや縦幅のあるOVALベースのフロントにレンズ枠はほぼまん丸のラウンド型のものを採用することで、通常のラウンドとは全く異なる別の一つのシェイプとしてのキャラクターを構成しており、
6mmないくらいの厚切りのフロントは着用時に絶妙なアプローチで表情に存在感を与えてくれる非常に眼鏡としてのポテンシャルの高い仕上がりも必見です。
FRAME FRANCEともまた異なったどこかモードで洗練された印象すらをも感じさせる当時のUKアイウェアが目指した上級なBRITISH MODERN CLASSIC DESIGNはイギリス好きな方をはじめ、
古着、モードやストリート、ハイファッションなど幅広く、
使い手のアウトフィットを引き立てる精鋭部隊になってくれるはずの素晴らしい完成度の一本ですので、あまり入荷のない類のアイテムということも踏まえ是非この機会をお見逃しなく。
※表記サイズは48/22ですが実寸と掛けた時のシルエットバランスは実寸より小振りな47/22くらいの印象です。



※SIZE
(※表記サイズは48/22ですが実寸と掛けた時のシルエットバランスは実寸より小振りな47/22くらいの印象です。)
テンプルの全長 [140mm]
フレームの横幅 [132mm]
フレームの縦幅 [48mm]
レンズの横幅 [47mm]
レンズの縦幅 [42mm]
ブリッジ幅 [22mm]



※状態
1960年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
こちらはフレームのみの販売になりレンズは付属しておりません。



※製造国
MADE IN ENGLAND



※色
YELLOW TORTOISE



※素材
プラスティック