型にはまらない自由な発想の超ハイレベルなユニークデザインと、フランス製ハンドメイドによる超絶的なクオリティが混在する眼鏡というプロダクトを通し、
一つのART作品を打ち出すかの如く自身の世界感を体現したアイウェアで世界中を震撼させた、
FRAME FRANCE史上の現段階の最終形態ともいえる
現代アイウェア界のレジェンドであり、巨匠、奇才、革命児という全てのワードが当てはまる
ALAIN MIKLI氏が1978年に創設した自身のアイウェアブランド、
ALAIN MIKLI (アランミクリ)の初期フランス製、いわゆる本人期の貴重なオリジナルアーカイブから、
当時のALAIN MIKLIを最も代表するアイコニックな衝撃作品の一つであるアシンメトリー(左右非対称)アバンギャルドのオリジナルである
1982年HAND MADE IN FRANCEのオールドアーカイブピースがまっさらな最高ランクの正真正銘デッドストックで衝撃登場となります。
どうやって思いついたのかと思うほど、もはや言葉では形容不可能なその左右非対称のアバンギャルドデザインは、
MIKLI氏の創造性や独創性の次元の違い、
そして頭の中のイカれ具合や氏の狂気的な側面が露骨に反映された、当時の作品中でも圧倒的な存在感を放つ見るものすべての脳裏に爪痕を残すようなデザインを体現しております。
BLACKの右目に、それとは全く関係性のない不自然で鋭角な形状のREDの左目となっており、
黒を貴重としながら大胆にも対称的な赤の差しがミクリ氏の狂気が宿る同モデル中でも最もアイコニックな配色となっております。
1983年のVOGUE誌上においては、ドイツ人写真家のHELMUT NEWTONにより、このMIKLIのサングラスを使った写真が、
アイウェア史においても現代に残る当時を反映する重要なアーカイブとして今でも語り継がれているほどで、
これほどまでにアバンギャルドという言葉が当てはまる作品が他にあるのかと思うほどで、
今後のアイウェアデザインにおいてもこれ以上のデザインのものがつくられることはないのではないでしょうか。
2010年代半ばにはMADE IN ITALYで限定復刻されたほどALAIN MIKLIを語る上でも外すことのできない
ALAIN MIKLIの最重要作品となっており、そのITALY製の復刻ですら海外では超高値で取引されているほどですが、
HAND MADE IN FRANCEの初期のオリジナルは、
やはりその佇まいをはじめ、質感や重厚感、表情など全てにおいて復刻のものとは完全に別物で、デッドに関しては海外でも一般流通が全くと言って良いほどないため、
世界的なヴィンテージアイウェアシーンでもコレクターズアイテムとされております。
出所自体は弊社所有の大半のMIKLIと同様の人物からのものですが、こちらのモデルに関してはどうしてもその人物から直接仕入れることが出来ず、
ミクリ争奪戦を繰り広げた知り合いのヨーロッパの某有名バイヤーを経由しワンクッション挟んで後々、
追加でなんとか大金を叩いてなんとか入手した経緯もあり、販売価格もそれなりに高額になってしまいましたが、
この機会を逃すと今後まず出会うことのない、
初期フランス製MIKLIの最重要アイテムということもあり価格に関係なくオファーを迷う微塵も余地はありませんでした。
複数のカラーが存在するこのモデルでも今回仕入れたBLACKベースのこれら３色は同モデルでも明らかに別格の最重要カラーかつ、
最もこのモデルらしさや、このモデルの良さが反映されたカラーかと思いますので、
世界でもここでしか手にいれることのできない貴重な品を本当にお好きな方にお譲りすることができれば幸いです。



※SIZE
テンプルの全長 [147mm]
フレームの横幅 [162mm]
フレームの縦幅 [39mm]※右目( 黒い方)の縦幅を計測
右レンズの横幅 [68mm]
右レンズの縦幅 [29mm]
左レンズの横幅 [69mm]
左レンズの縦幅 [30mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1980年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で非常に良い状態になります。
度なしのグレーパープルプラスティックレンズがインストールされております。



※製造国
HAND MADE IN FRANCE



※色
BLACK x RED



※素材
プラスティック