もはや昨今のヴィンテージアイウェア界隈では説明不要のイギリスの長いアイウェア史において最も重要なアイウェアブランドと 断言しても異論はないであろう英国の歴史上最大手メーカーALGHAの1960年代頃より、
これまで十数年間で手にしてきたHILTON CLASSIC やSAVILE ROWを含むALGHA関連のアイテムでもダントツにNo.１にカッコ良い一本として個人的に殿堂入りを果たした、
我々にとっても初めて手にするBLACKシボレザー巻12KT金張PANTOの45/20サイズがまっさらな最高ランクの正真正銘デッドストックで電撃登場となります。
覚えている限りではALGHAのレザー巻の個体は10年くらい前に何本か入荷したことは記憶しているのですが、
内容は49あたりの大きめサイズのPANTOもしくは、クアドラの48から50の大きめサイズあたりだったようにうっすらと覚えており、
もしかすると現在でもこの辺の大きめサイズの佇まいがあまりぱっとしないクアドラあたりであれば国内でもまだ1-2本くらいであればどこかで手に入るかもしれません。
今回入荷の個体に関してそれらとは明らかに一線を画した内容となっており、まず第一にヤバすぎる点は1960-70s頃のALGHA、
1970sのHILTON CLASSICでも天然記念物レベルに出てこない「45サイズのPANTO」という点がこのレザー巻ALGHAでの最大のキモとなっており、
さらにはALGHAの金張では1960年代から1970年代の角リム時代の12KTのゴールド金張、そこに追い打ちをかけるかの如くホワイトステッチ入りのBLACKシボレザー仕様、
極め付けに1930年代頃からこのあたりの1960年代頃まで採用されていたテンプルエンドにボールがついた縄手仕様という、
このジャンルに詳しくない方であれば何を言っているかさっぱりわからないかもしれませんが、
ALGHAやHILTON好きな方でディープに深掘りしている方や、日本の一番寒い地方にお住まいの方である程度眼鏡好きな方など、
このジャンルに詳しい方であればこの個体のとてつもない未体験のエグさが骨の髄まで刺さっているのではないかと思います。
上記の複雑なウンチクを抜きにしても45/20PANTOの秀逸すぎるサイズ感や、ボールエンドの縄手仕様、ホワイトステッチが最高にCOOLなBLACKシボレザーと、
12KTゴールド金張の見たこともないような質感のマリアージュなど、全ての造形的な要素が一体となることで、
見た瞬間にシンプルにカッコ良い以外の言葉がみつからないという程、個人的にもALGHA史上最も刺さった一本と断言できるヤバさとなっております。
ヴィンテージをくまなく漁っても金張xレザーというコンビネーションは自分の知りうる限りでもこのALGHAのシリーズ以外ではほとんど存在しておらず、
シンプルで普遍的なデザインが最大の武器であるALGHA、そして革製品を得意とするMADE IN ENGLANDのレザー巻という条件が重なることで、
このレザー巻のアイウェアがここまでプロダクトして説得性のある格好良さに昇華されているのだと思います。
12KT金張の天然の生っぽさがあるゴールドの質感と、天然マテリアルであるBLACKシボレザーのによる肌との極上の関係性、
そして1960年代以降の12KT ALGHAやHILTON CLASSICでは幻の存在である45PANTOと、
ALGHA関連に世界一特化している我々だからこそ実現できた、選ばれし一名のみが手にすることができる希少条件のみで構成されたALGHAの最強の一本を、
長年大切にご愛用いただける 本当にお好きな方にお譲りできれば幸いです。
ちなみに折りたたんだ際のテンプルのレザー部分の美しすぎる交わり方も必見です。


※SIZE 45-20
テンプルの全長 [170mm] ※テープメジャーで根本から先端までを計測
フレームの横幅 [120mm]
フレームの縦幅 [44mm]
レンズの横幅 [45mm]
レンズの縦幅 [42mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1960年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
こちらはフレームのみの販売になりレンズは付属しておりません。



※製造国
MADE IN ENGLAND



※色
BLACK x GOLD



※素材
レザーx 金張xメタルxプラスティック