明らかに通常みるRODENSTOCKの台紙よりも古い時代のものであることが瞬時にわかる見慣れないオールドデザインの台紙や、 ブルーとゴールドのタグ、
そしてブリッジ裏に打刻された通常のヴィンテージの1/20 12K金張のローデンとはフォントの異なる1/10 12Kの刻印など、
日本にはまだ本格的な流通がない時代の1950年代頃から1960年代頃のものと推測される、
貴重すぎるオールドアーカイブピースに位置付けされるべきオリジナルのRODENSTOCKでも全く見かけない貴重すぎるオールドピースの最高ランクのSUPER SPECIALな正真正銘デッドストック個体が衝撃入荷となります。
以前の入荷履歴を漁っているとかなり昔に一度だけCANTOR刻印のある1960s-70s年代頃の個体の入荷があったものの、
眉のセル生地はなく、シェイプ自体もこちらの初代のものとは若干異なっているようで、先セルの色もクリアな仕様、
そして最大の違いである金張の仕様が1/20 12Kという、ルックス自体が別のモデルにアップデートされ後継モデルとして存在していたことが確認されております。
こちらの初代CANTORの最も興味深い点ともいえるレンズをインストールすることで固定される眉部分のBLACKのセル生地を使ったユニークかつ合理的な構造が非常に面白く、
日本に入ってきた頃の1960s-1970s頃のオリジナルローデンともまた異なった表情やオールド感漂う面構えに仕上がっているあたりもコアな眼鏡好きにはたまらないポイントとなっております。
この時代のヨーロッパのヴィンテージでは結構珍しいほんのりピンク身を帯びた1/10 12K金張のボディと硬質高密の黒光のエグいBLACKのセル生地とのコンビネーション、
そしてRODENがこの世に残した最強のマスターピースCARLTONの以前の作品で、世界マーケットを虜にしたローデンの得意とするデザインのルーツと言ってもおかしくない、
老舗のあらゆる要素が凝縮されたオールドアーカイブに相応しい内容となっております。
今後、RODENSTOCKのオリジナルでこのような内容のオールドアーカイブをここまでの状態の良さで発掘できることは皆無かと思いますので、
誰も持っていないヴィンテージの一期一会でSUPER SPECIALな金張フレームをお探しの方は絶対に見逃せません。
※ブリッジ裏に1/10 12Kの刻印があります。



※SIZE 50-18
テンプルの全長 [145mm]※鎧部分含む根元から計測
フレームの横幅 [125mm]
フレームの縦幅 [38mm]
レンズの横幅 [50mm]
レンズの縦幅 [34mm]
ブリッジ幅 [18mm]



※状態
1950年代-1960年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
元々インストールされていたデモレンズがインストールされております。
当時の台紙とタグが付属します。



※製造国
MADE IN WEST GERMANY



※色
BLACK x GOLD



※素材
金張xプラスティックxメタル