右目に1をもじった変形のレンズ枠、左目はまん丸なラウンドで10を表現した鬼クレイジーなアシンメトリーの、この世に存在する丸眼鏡でもここまでぶっ飛んだデザインのものは見たことがないレベルのゴリゴリのハンドメイドでワンオフ製造された、
フランス製ハンドメイド本人期の1989年のALAIN MIKLIを代表するアイウェア史の殿堂入りのマスターピースである超小径マイクロラウンドのミクリ創立１０周年SPECIALアトリエバージョンの完全一点物が、満を持して電撃登場となります。
通常のマイクロラウンドですら浮世離れしたアバンギャルドを体現しているのですが、こちらのアトリエミクリの完全一点ものは、
もうその原型を一切とどめておらず言われなければ眼鏡ということすらをも認識できないエグというレベルでは済まされない異質な造形美を体現しております。
左テンプル内側のATELIER MIKLIのメタルプレートに始まり、
マットクリスタルの生地を手作業で成形し表面にやすりをかけたような箇所もレンズ枠裏側付近に見受けられ、ゴリゴリのハンドメイドでワンオフ製造されたことが伝わってくるような不揃いさも、たまらないポイントとなっており、
レンズ枠表面には艶のあるBLACKの生地を貼り合わせており、ベースとなるマットクリスタルと対照的なモノトーンのコントラストをつけることでレンズ枠のBLACKがより際立つように仕上げられていたりと、
一見大味のようで、よく見ると細部に至るまでとことん突き詰めてつくられていることがわかる圧巻の仕上がりとなっております。
言われなければ10という文字であることがわからないほど視覚的にトリッキーなものとなっており、デザインとしてはあくまでも左右非対称のクレイジーMAXな丸眼鏡というあたりにもミクリ氏の神業を見ることができ、
鏡越しに着用時の自分の顔を見て誰しもが、これ以上クレイジーな丸眼鏡はないという確信となるほどに、
これまで出会ったことのないクレイジーっぷりを発揮したスペシャルピースでしか絶対に味わうことの出来ない唯一無二な内容となっております。
熱狂的なフランス製OGミクリコレクターの方をはじめ、クレイジーな眼鏡にたまらなく惹かれてしまうという重度の眼鏡中毒者の方、もう普通のデザインの眼鏡には興味がないというクレイジー眼鏡教の方など、
世界でもここでしか手に入らない一点物のアトリエミクリのスペシャルピースを大切にご愛用いただける方の手元にお届けできればと思っております。


※特殊な形状のフレームデザインのため、記載の実寸数値のFPD(フレームPD)は実際にかけてみた所、
それほどあてにはならない印象でしたので、
度付きの方やレンズの色を薄く変えたい方など、ご質問いただければミディアムフェイスでPD64の着用者がかけた印象をお伝えさせていただきます。
ミディアムトーンやダークトーンのカラーレンズでご使用する場合は、それほどPDは気にしなくても良いデザインと考えております。


※レンズが極端に小さい事、さらにはフレームの厚みがかなり分厚いため、レンズ加工時のフレームを温める際に、
熱によるフレームの変形やマット部分が光沢を持ってしまうことが想定されるため、
原則レンズ加工は不可能なフレームとお考えくださいませ。



※SIZE
テンプルの全長 [150mm]
フレームの横幅 [150mm]
右目の縦幅 [49mm]
左目の縦幅 [48mm]
右レンズの横幅 [29mm]
右レンズの縦幅 [29mm]
左レンズの横幅 [28mm]
左レンズの縦幅 [28mm]
ブリッジ幅 [39mm]※鼻にフィットする部分のブリッジ幅は19mmほどになります。



※状態
1980年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく、全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態になります。
度なしプラスティック製ダークグレーレンズがインストールされております。



※製造国
HAND MADE IN FRANCE



※色
HAND SANDED MATTE CRYSTAL x BLACK



※素材
プラスティック