世界屈指の眼鏡大国の一つであるフランスが本格的に海外市場進出をし始めた戦後の1950年代から1960年代頃の、眼鏡選びの最も重要な要素であるサイズ感を筆頭に、デザイン、クオリティ、生産性、機能性と、
FRAME FRANCEにとってそれらすべてが確立し、プロダクトとして完成された時代であるミッドセンチュリー期のFRAME FRANCEから、
エッジを効かせた直線的なカクカク感と鎧部分がまるごと八角形の一部になっている一般的な当時のオクタゴンとは少し変わったヒネりを効かせたデザインの変わり種フレンチオクタゴンがまっさらな最高ランクのデッドストックで入荷しました。
クラシックなデミアンバーとカクカクなデミアンバーというプラスとマイナスの要素がそれぞれ相殺しあうことで、
全く新しい要素を生み出すという、まずヴィンテージでしか味わうことのできない、
我々がまだそれほど知らないミッドセンチュリー期のFRAME FRANCEの奥深さを感じさせられる非常に面白い内容となっております。
通常出っ張り仕様の鎧を採用する当時のオクタゴンですが、こちらは比較的珍しい鎧の出っ張りなしの一体型仕様の鎧という点や、ブリッジの下内側の左右の辺に少し角度をつけた変則性をもたせることで、
フレーム全体の面構えも一般的なオクタゴンとは一味違ったよりシャープな印象のバキッとした仕上がりも非常に興味深いポイントで、
狭めな約20mmのブリッジとややゆとりのある約50mmのレンズ枠による安定したフィット感とゆとりのあるシルエットバランスというあたりも非常に嬉しいポイントとなっております。
今回ヴィンテージでも圧倒的な人気を誇るBLACK、AMBERを中心に、日本人フェイスに適したサイズ感、そしてデッドストックに絞って、
かっこいいラインナップを選べる内容で取り揃えさせていただきましたので、
早い者勝ちでピックしていっていただければと思います。
デザイン自体がそれほど多くないため国内でもモデルによっては結構他人と被ってしまいがちな1940s-1950sのFRAME FRANCEに比べて、
デザインやバリエーションも多く、このあたりの年代の1960sFRAME FRANCEはまとまって見れるところもほとんどないため、
まだそれほどかけている人が多くはないため今のところ案外、他人と被りにくいジャンルというあたりも非常にグッとくるポイントではないでしょうか。



※SIZE 50-20
テンプルの全長 [145mm]
フレームの横幅 [130mm]
フレームの縦幅 [43mm]
レンズの横幅 [50mm]
レンズの縦幅 [39mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1960年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態です。
こちらはフレームのみの販売になりレンズは付属しておりません。



※製造国
MADE IN FRANCE



※色
DEMI AMBER



※素材
プラスティック