ヴィンテージのFRAME FRANCEを語る上で、フレンチアイウェアの歴史上でも外すことのできない存在である1940年代PARIS創業のAMORのサングラスラインSOL AMORから、
現在ではアモールスタイルと呼ばれブランド名が固有名詞になっているセルのレンズ枠とメタルのブローラインと、そこからつながるテンプルという、
ミッドセンチュリー期のフレンチアイウェアを代表するデザインの一つでもあるコンビネーションスタイルのウェリントンの大変貴重な1950年代頃の本家AMOR製のオールグリーンのサングラス仕様の箱付きデッドストック個体が初登場となります。
アモールスタイルと呼ばれ、ヴィンテージアイウェアシーンでもたまに目にするデザインですが、実際にこのど真ん中なアモールスタイルのデザインで今回の個体のような本家AMOR製の個体を見かける事自体、
皆無といってもおかしくはなく、今回自分も含めて初めて目にしたという方も少なくはないはずです。
1940年代から1950年代頃のFRAME FRANCE でも存在し、現在では国内でOLIVEと呼ばれている生地使用したキレのあるウェリントン型のレンズ枠、
そこにシルバーメタルのアイブローから繋がる平打ちのテンプルがあしらわれるその様は、
当時の同様のデザインの他メーカーのものとは一線を画するクオリティの高さや精度の高さはまさに、本家のなんたるかをマジマジと感じさせられる圧巻の仕上がりとなっており、
ここ数年でファッション界隈を含め、様々なジャンルからプロダクトに採用され、
その存在価値が世界的に見直されつつあるグリーンのワントーンでまとめられたCLASSICでシックな面構えも今の気分とドンズバでフィットする仕上がりとなっております。
実際にかけた時のサングラスとしての絶妙なシルエットバランスに始まり、眉にスッと綺麗にのる心地良い絶妙な角度や、グリーンのワントーンから映えるシルバーメタルのブローとテンプルのパーツの塩梅も実に秀逸な仕上がりで、
そこに本家ならではの尋常ではないクオリティと精度の高さが加わることで、 プロダクトして説得性のある内容を体現しております。
FRAME FRANCEのヴィンテージでは、ここ最近ではクラウンパントやアバンギャルドなデザインの40s-50sのセルフレームばかりが世でとり立たされておりますが、
映画"勝手にしやがれ"などパリっぽい当時のリアルなオシャレを追求するのであれば、
やはりこのあたりの本家AMOR製の一本は、
まずそもそもが手に入らないこともあり誰もかけていないことも含め、
周りと差のつくことは間違いないはずですので、ハイレベルでハイセンスな上級アウトフィットにさらっと取り入れていただけることを楽しみにしております。



※SIZE
テンプルの全長 [145mm]
フレームの横幅 [127mm]
フレームの縦幅 [42mm]
レンズの横幅 [50mm]
レンズの縦幅 [36mm]
ブリッジ幅 [20mm]



※状態
1950年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく全体的に綺麗で艶もあり非常に良い状態です。
元々インストールされていたオリジナルの度なしグリーンガラスレンズがインストールされております。



※製造国
MADE IN FRANCE



※色
OLIVE x SILVER



※素材
プラスティック x メタル