現存数自体もかなり少ないですが、日本人がまともにバランスよく掛けられるサイズの良いものがアメリカものよりも
さらに少ないフランスヴィンテージのアンティーク丸眼鏡ですが、ましてやDEADSTOCKでサイズの良いものとなるとほぼ国内市場では探すことすら不可能といっても
過言ではないフランス製アンティークラウンドジャンルから、昨今でも稀に見るスペック、状態ともに申し分のない素晴らしい個体が入荷しました。
ほぼ遠目ブラックのビール瓶色、通称BEER JARのセルは、アンティークのセル巻きでは定番であり重宝され、
黒よりも重くなく、馴染みがよくそして引き締まりもあり、洋服は何色でもほぼ何色でも合わせられる程の万能選手で、 そこに、通常のヨロイ部分の倍はありそうなゴリゴリな極厚のヨロイをガツンと採用しており、
それとは対照的な繊細な"スッ"と伸びるストレートテンプルが丸眼鏡としての造形美をより一層高めているこの時代に無数に存在した丸眼鏡の中でも
ハイクラスな完成度の仕上がりとなっております。
前述のデザイン面だけではなく、フレンチの丸眼鏡では奇跡的なデッドストックコンディションに加え、
日本人でもストレスフリーで着用可能な快適なフィット感、そして顔に馴染む綺麗にハマる実寸バランスと
ビンテージ眼鏡のアンティークラウンドでも、トータル的にもそうはないレベルの一本になりますので、オールドものでガンガン日常使いできる丸眼鏡を探していた方は、
これは抑えておいたほうが良さそうです。
ミニマルに絞られた軽量ボディの軽やかな掛け心地と、ストレートテンプルがいい具合に手伝って織り成される、一山式ながらにズレ落ち知らずのホールド力の高さと、そのホールド力でしっかり鼻でピンポイントに止まることにより
実現可能な目と眼鏡の絶妙な高さのバランスと距離感はとにかく感動ものです。




※SIZE
テンプルの全長 [142mm]
フレームの横幅 [120mm]
フレームの縦幅 [42mm]
レンズの横幅 [40mm]
レンズの縦幅 [40mm]
ブリッジ幅 [24mm]



※状態
1920年代-1930年代のデッドストック品。
使用において問題の生じる大きな問題もなく全体的に綺麗で、艶、輝きもあり非常に良い状態になります。
こちらはフレームのみの販売になりレンズは付属しておりません。


※製造国
MADE IN FRANCE


※色
BEER JAR x SILVER


※素材
プラスティックxメタル